低気圧の影響で、関東や東海では6日、積雪を観測した。東京都心部で午後4時現在、6センチの積雪を観測した。積雪が観測されたのは2020年3月以来、約1年9カ月ぶり。
埼玉県内は、関東南岸の気圧の谷の影響で、県南部を中心に雪が降った。熊谷地方気象台などによると、午後6時時点でさいたま市で最大2センチの積雪を記録した。県内の観測所で積雪を記録したのは今シーズン初めて。県東部では5センチに達した。
積雪に伴い首都圏では空の便や鉄道のダイヤが乱れ、欠航や遅延が相次いだ。首都高速道路は一部区間を通行止めとし、走行する場合は冬用タイヤやチェーンを備えるよう注意を呼び掛けた。