埼玉新聞

 

<新型コロナ>埼玉で214人感染、104日ぶり200人上回る 家庭内や会食…オミクロン株に15人

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは7日、新型コロナウイルス感染者を新たに214人確認したと発表した。1日の感染者としては9月25日の211人以来、104日ぶりに200人を上回った。県によると、感染者の内訳は、県発表が127人、さいたま市55人、川口市19人、川越市2人、越谷市11人。

 これまでに確認された感染者は11万6619人(チャーター便帰国者含む)、死者は1059人(7日午後6時現在)。

 6日夜時点の重症者は1人、感染者の入院は112人、宿泊療養68人、自宅療養49人。退院・療養終了は11万4959人。

 県によると、県管轄で詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児~80代の男女101人。企業で3人の感染が分かり、同社の感染者は計7人になった。30代男性1人が会食で感染したとみられる。10~80代の男女59人はワクチンを2回接種済みだった。

 また、県は10歳未満~70代の男女15人がオミクロン株に感染したと発表した。海外渡航歴のない市中感染で、感染経路不明の2人を除き、家庭内感染や県内外での会食で感染したとみられる。全員軽症で、県内医療機関に入院している。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~70代の男女55人。30代女性が中等症。6日の24人から2倍以上に増加した。年末年始で人流が増えたのが要因の一つという。20代女性は有料老人ホームの介護職員で、同施設の感染者は計4人となった。

 川口市によると、感染が判明したのは10歳未満~50代の男女19人。

 川越市によると、感染が判明したのは30~40代の男女2人。

 越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満~30代の男女11人。

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