<新型コロナ>14倍の増加…埼玉292人感染、勤務先に陽性者も 30人がオミクロン株、計53人に
2022/01/11/00:00
埼玉県などは910日、新型コロナウイルス感染者を新たに292人確認したと発表した。1日当たりの感染者数は21人だった前週から、1週間で約14倍に増えた。県によると感染者の内訳は、県発表が204人、さいたま市32人、川口市39人、川越市4人、越谷市13人。
これまでに確認された感染者は11万7644人(チャーター便帰国者含む)、死者は1059人(10日午後7時現在)。9日夜時点の重症者は1人、感染者の入院は249人、ホテル療養279人、自宅療養331人。退院・療養終了は11万4990人。
県管轄で詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め未就学~80代の男女230人。年代別に見ると最も多かったのは20代の62人(26・9%)で、以下30代43人(18・6%)、40代33人(14・3%)と続いた。30代男性1人は会食が感染源とみられ、ワクチンは未接種だった。
また、これまでに陽性になった人のうち、新たに未就学~70代の男女30人がゲノム解析の結果、オミクロン株に感染していることが分かった。いずれも海外渡航歴はなく軽症で、13人は感染経路不明。県内のオミクロン株感染者は計53人となった。
さいたま市によると、新たに感染が判明したのは、未就学児を含む10歳未満~80代の男女32人。このうち8人が同居家族、2人が勤務先に陽性者がいたほか、6人が陽性者との接触があった。21人がワクチン2回接種済みだった。
川口市によると、感染が判明したのは、10歳未満~70代の男女39人。このうち同居者からの感染が14人。
川越市によると、新たに感染が判明したのは20~80代の男女4人。
越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満~60代の男女13人。