埼玉新聞

 

長瀞の岩畳に自生、3千本のフジが開花 秩父屋台囃子や野だてなどのイベント、大勢の観光客でにぎわう

  • フジが咲く岩畳で行われた野だて=27日午前11時15分ごろ、長瀞町の岩畳

 長瀞町の岩畳に自生しているフジの開花に合わせ、イベント「藤の祭典2019」が27日に岩畳の特設会場で行われ、にぎわいを見せた。

 岩畳には約3千本のフジがあり、岩の隙間から鮮やかな紫色の花を咲かせる。岩畳周辺は古くからフジが多く自生していたため、「藤谷淵(ふじやぶち)村」と呼ばれ、村名の由来にもなっている。フジはゴールデンウィークいっぱいまで楽しめる見込み。

 イベントでは秩父屋台囃子(ばやし)やコーラス、フラダンスなどが披露されたほか、野だても行われ、大勢の観光客を楽しませていた。

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