<新型コロナ>クラスターの施設で1人死亡 埼玉で955人…3回接種済み5人、2回済みは298人が感染
埼玉県などは14日、新型コロナウイルスに感染していた1人の死亡と、新たに955人の感染を確認したと発表した。新規感染者が900人を超えるのは昨年9月4日(1075人)以来、死亡報告は同12月7日以来。県によると、感染者の内訳は、県発表が485人、さいたま市222人、川口市134人、川越市44人、越谷市70人。
これまでに確認された感染者は12万259人(チャーター便帰国者含む)、死者は1060人(14日午後6時現在)。
13日夜時点の重症者は1人、感染者の入院は402人、宿泊療養575人、自宅療養1073人。退院・療養終了は11万5178人。
県によると、県管轄で詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児~80代の男女439人。会食で感染が疑われるのは10~30代男女11人。ワクチン3回接種済みは30~50代男女5人で、2回接種済みは10~80代男女298人。県東部地区の県立学校で児童生徒1人が感染した。
さいたま市によると、新たに感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満~90代の男女222人。クラスター(感染者集団)が発生した緑区の有料老人ホームで、入居者の90代女性が11日に死亡した。同ホームでは新たに入居者の90代男性1人の感染が判明し、感染者数は計33人となった。
川口市によると、感染が確認されたのは10歳未満~90代の男女134人。
川越市によると、10歳未満~60代の男女44人の感染を確認。市立小学校の30代女性教諭が感染し、身近にいた教職員に拡大PCR検査を行う。同校は17、18日臨時休校となった。
越谷市によると、新たに感染が判明したのは、10歳未満の未就学児~70代の男女70人。また、公立保育所に勤務する40代女性職員が新たに感染した。同保育所は、保健所の調査のため13、14日を臨時休所としていたが、濃厚接触者がいないことが判明したため、15日から通常業務を行う。