埼玉新聞

 

脱線現場のレール「著しい腐食」 JR函館線、把握できず

  •  JR函館線で、破損した枕木の交換作業の様子=17日、北海道森町(JR北海道提供)

     JR函館線で、破損した枕木の交換作業の様子=17日、北海道森町(JR北海道提供)

  •  JR函館線の貨物列車脱線事故を受け、記者会見で腐食部分について説明するJR北海道鉄道事業本部工務部の向井明副部長。左は島村昭志常務取締役=18日午後、札幌市の本社

     JR函館線の貨物列車脱線事故を受け、記者会見で腐食部分について説明するJR北海道鉄道事業本部工務部の向井明副部長。左は島村昭志常務取締役=18日午後、札幌市の本社

  •  JR函館線で、破損した枕木の交換作業の様子=17日、北海道森町(JR北海道提供)
  •  JR函館線の貨物列車脱線事故を受け、記者会見で腐食部分について説明するJR北海道鉄道事業本部工務部の向井明副部長。左は島村昭志常務取締役=18日午後、札幌市の本社

 JR北海道は18日、北海道森町のJR函館線で走行中のJR貨物の貨物列車が脱線した事故について、脱線が発生したとみられる踏切内のレールに「著しい腐食」が見つかったと発表した。腐食によって損傷したレールの上を列車が通ったことが原因とみられるという。事故前に超音波検査で何らかの異常を示す結果が出ていたが、腐食を把握できていなかった。

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