陸上自衛隊朝霞駐屯地は19日、敷地内で飲酒をした隊員を指導しなかったとして、中央情報隊の50代男性准陸尉を減給1カ月（30分の1）の懲戒処分にしたと発表した。

　同駐屯地によると、准陸尉は7月12日午後9～10時の間、執務室内で仮眠から目覚めた際、部下の同隊隊員5人が飲酒していることに気付いたが、止めなかった。同日は駐屯地の納涼祭が行われており、午後9時までの飲酒が認められていた。別の隊員が午後10時ごろに気付いて発覚した。