50代男性のがん転移見落とし 愛知の病院、賠償支払いへ
2024/11/20/17:12
愛知県岡崎市は20日、岡崎市民病院で50代男性患者の胸部エックス線検査の際、がんの転移を見落とす医療事故があったと発表した。転移判明後も主治医は適切な説明をせず、男性は自宅で容体が急変し死亡した。検査で発見できていても死亡は回避できなかったが、苦痛を緩和するケアは可能だったとして、市は遺族に350万円の損害賠償を支払う方針。