排出量取引、400社に義務化 CO2、10万トン以上の大企業
2024/11/20/18:27
経済産業省は20日、2026年度に本格的に導入する排出量取引制度について、年間10万トン以上の二酸化炭素(CO2)を排出する大企業の参加を義務付ける方針を固めた。対象は300~400社に上り、国内の温室効果ガス排出量の6割近くを占める見通しだ。CO2削減効果が期待できる半面、企業のコスト増につながるため、価格転嫁を通じて消費者の負担が増す可能性もある。