埼玉新聞

 

パリ五輪ブレイキンで「金」 湯浅亜実選手を特別表彰 埼玉・川口市 「応援力に、励みになった」 地元に「ダンスをする人たちが使える施設があれば」と要望も

  • 奥ノ木信夫市長から市のマスコット「きゅぽらん」を贈られ笑顔を見せる川口市出身の湯浅亜実さん(右)=21日、川口市役所

    奥ノ木信夫市長から市のマスコット「きゅぽらん」を贈られ笑顔を見せる川口市出身の湯浅亜実さん(右)=21日、川口市役所

  • 奥ノ木信夫市長から市のマスコット「きゅぽらん」を贈られ笑顔を見せる川口市出身の湯浅亜実さん(右)=21日、川口市役所

 川口市は21日、同市役所で今年8月に行われたパリ五輪女子ブレイキンで金メダルに輝いた同市出身の湯浅亜実選手(25)に特別表彰を贈呈した。地元に凱旋(がいせん)した湯浅選手は「オリンピックという大きい大会に挑む時に自分と同じ地域の人が応援してくれるのは、力になったし励みになった」と感謝を口にした。

 奥ノ木信夫市長から川口市への意見を問われた湯浅選手は少し戸惑った笑顔を見せたが、「(川口)市でブレイキン専用ではなくてもダンスをする人たちが使える施設があれば、気軽にダンスを始められる子も増えると思う」と要望。それを受けた奥ノ木市長は「検討します。川口で会場を貸してくれないかという相談にも乗ります」とダンス普及への協力体制を約束した。

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