第13回世界キャラクターさみっとin羽生が23日、羽生市川崎のイオンモール羽生西側駐車場と上川崎公園で開幕した。国内最大級のキャラクターイベントで、32都道府県とベルギー、ハワイ、香港、台湾の海外4地域から計176体が参加した。24日まで。

　オープ二ングは同市のキャラ・ムジナもんと仲間たち、アイドル「ムジナキッズ」によるステージ。さみっとのテーマソング「Hello!!Hanyu☆Hanyu」を作詞したさくまひできさんらが歌い、踊った。さくまさん作曲の羽生市制施行70周年記念ソング「はばたく空」が24日に初披露される。

　キャラを通してまちおこしをする一大イベントで、ステージや各ブースで地域の魅力を発信した。春日部市が舞台の人気アニメ「クレヨンしんちゃん」のキャラは、初日限定で登場。しんちゃんのお父さんの出身地秋田県から「んだッチ」、お母さんの出身地熊本県から「くまモン」がステージに加わった。市内からは22店舗が出店し、グルメなどをPRした。

　ふるさと納税企画「ご飯のおとも大集合」が今年も大好評。羽生市からお米とギョーザ、ランチョンミート。おかずは岩手県大船渡市の三陸産めかぶ、静岡県沼津市の鯛ごま茶漬け、愛媛県愛南町の真鯛のユッケ風（漬け丼）、長野県木祖村のピリ辛こうじなど計17品目が味を競った。

　家族で訪れた川越市の大学生冨岡桜（はる）さん（19）は「所沢市のマスコット・トコろんのファン。ご飯にはギョーザがよく合う」とにっこり。川崎市から来た自営業市村謙典さん（43）は「（通信販売大手の）ベルーナのべるーにゃのファン。ランチョンミートがおいしかった」と話していた。