埼玉新聞

 

日本人の「わびさび」を表現、伝統技法「金継ぎ」 体験型観光、訪日客に人気のコンテンツ 川口の短大で観光を研究するゼミ、大学祭で技法や工程を教える

  • 半乾きの漆の上に真ちゅう粉をまぶす参加者(左から2番目)と作業のアドバイスをする冨吉ゼミの学生たち

    半乾きの漆の上に真ちゅう粉をまぶす参加者(左から2番目)と作業のアドバイスをする冨吉ゼミの学生たち=川口市の川口短期大学

  • 冨吉ゼミ生たちが制作した金継ぎの器やコップ

    冨吉ゼミ生たちが制作した金継ぎの器やコップ

  • 半乾きの漆の上に真ちゅう粉をまぶす参加者(左から2番目)と作業のアドバイスをする冨吉ゼミの学生たち
  • 冨吉ゼミ生たちが制作した金継ぎの器やコップ

 壊れた器を漆で修復し金粉を使って表面塗装する日本古来からの伝統技法「金継ぎ」を体験するイベントが川口市木曽呂の川口短期大学で行われた。金継ぎは、日本人の「わびさび」を表現する訪日客の体験型観光として人気のコンテンツ。また「モノを大切に再利用する」持続可能な開発目標(SDGs)にも該当することから、観光を研究課題とする同短大の冨吉ゼミが今年初めて企画。10月26日の大学祭で、ゼミ生たちが、来場者にその技法や工程を教えた。

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