<新型コロナ>患者への連絡に数日 想定上回る感染拡大でさらに30人…さいたま市、保健所の体制増強
2022/01/25/00:00
さいたま市は24日、新型コロナウイルスの感染急拡大を受けて、保健所の体制を増強すると発表した。25日から一般職員30人を緊急に増員し、216人体制とする。今回の感染拡大は想定を上回っているとして、今後も感染状況を注視して対応するという。
保健所は医療機関から発生届が出た翌日に、患者への連絡を原則としている。高齢者や基礎疾患のある人を最優先に連絡しているが、対象外の人への連絡が数日かかっているケースが増えている。患者への連絡や事務処理を行うため、人員増強を決めた。
市は今月に入り、感染拡大期に移行したとして、計画通りに平時の90人から186人体制に増強していた。市内の感染者は23日までの1週間で計3342人、自宅療養者は22日現在、3187人に上っている。