埼玉新聞

 

力士2人を書類送検…埼玉の賭博店に出入りしていた 日大相撲部出身 十両に昇進、しこ名を改名したばかり

  • 違法賭博の容疑、力士2人を書類送検

 県内の違法賭博店に出入りし賭博に関与したとして、県警は25日、単純賭博容疑で大相撲木瀬部屋所属の幕内英乃海関(32)と十両紫雷関(30)をさいたま地検に書類送検した。

 捜査関係者によると、書類送検容疑は、昨年9月に摘発された草加市氷川町の賭博店に出入りし、賭博行為を行った疑い。同店への捜査の過程で2人の関与が浮上し、県警が事情聴取していた。2人とも容疑を認めているという。

 2人は日本大学相撲部出身。英乃海関は2015年名古屋場所新入幕で、昨年11月の九州場所まで幕内を11場所務めた。紫雷関は昨年12月に十両に昇進。しこ名を改名したばかりだった。いずれも9日から行われた初場所を休場した。

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