埼玉新聞

 

妻に体当たり、両腕つかんだまま…けが全治2カ月、夫である教諭を処分 パンやジュース万引の教諭は免職に

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 県教育局は26日、スーパーで食料品を盗んだとして、県立入間わかくさ高等特別支援学校の主幹教諭(43)を懲戒免職処分にした。ほかに男女3教諭を停職や戒告の処分にした。

 同局県立学校人事課によると、主幹教諭は昨年10月、退勤後に車で帰宅中にスーパーに立ち寄り、総菜パンやペットボトル飲料など数点(千~2千円相当)を万引。さらに10分後、再び果物など数点(2564円)を持ち出したところを保安員に発見され、窃盗の疑いで現行犯逮捕された。

 県立新座総合技術高校の男性教諭(33)は昨年10月に自宅で妻と口論になり、妻の両腕をつかんだまま体当たりをしたり、左足を蹴るなどして全治2カ月のけがを負わせ、傷害容疑で逮捕された。

 県立高校の男性教諭(33)は、昨年4月に車で出張先へ向かう途中、さいたま市の交差点で信号待ちで停車していた車に衝突。車に乗っていた男性に全治2週間の捻挫を負わせた。

 新座市立小学校の女性教諭(35)は昨年5月、車で帰宅中に朝霞市の交差点を右折した際、道路を横断した男性に気付かず接触。男性は転倒し、全治1カ月の骨折を負った。

ツイート シェア シェア