所沢市は26日、決裁文書を偽造したとして環境クリーン部の職員(35)を地方公務員法に基づき、停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は26日付。
市によると職員は昨年11月に補助金の支出に関する決裁文書を紛失したと誤認。上司ら3人の印鑑を机の引き出しから無断で持ち出した上、他3人の印鑑を量販店で購入し、新たに作成した文書に押印した。
同年11月19日に文書を確認した上司が自身の使用する印鑑と印影が異なることに気付き、偽造が発覚した。紛失したと誤認した文書は後日別の場所から発見され、補助金の支出に影響はなかった。