埼玉新聞

 

赤、ピンク、白…華やかな色彩の約5万鉢 ポインセチアの出荷始まる 暑さの影響などで色づき遅れる 人気は高さ20センチほどのサイズ

  • 真っ赤に色づいて出荷を待つポインセチア=18日、入間市寺竹

    真っ赤に色づいて出荷を待つポインセチア=18日、入間市寺竹

  • 真っ赤に色づいて出荷を待つポインセチア=18日、入間市寺竹

 クリスマスを彩る観葉植物ポインセチアの出荷作業が、入間市寺竹の篠園芸で始まっている。温室では、赤、ピンク、白など華やかな色彩の約5万鉢を栽培。11月末からクリスマス前まで出荷最盛期となり、都内の市場などに出荷される。

 同園では7~8月に差し木で植え付け。温室内が16度以下にならないよう維持し、約15種を育てている。今年は酷暑の影響などにより、例年より色づきが1週間から10日ほど遅れているという。大きさは大小さまざまで、現在は高さ約20センチの小さいサイズが人気。

 18日は色づいたポインセチアの傷や病気がないかの確認や、透明なフィルムをかぶせる作業が行われた。生産者の篠孝幸さん(52)は「うちの苗は折れにくく、葉色が濃い。日差しがよく当たる窓際に置いてもらえれば」と話した。

 問い合わせは、篠園芸(電話04・2936・0723)へ。

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