埼玉新聞

 

「浦和の漢としての生きざまを見せることはできた」 浦和の宇賀神が今季で引退 一度は退団しJ3岐阜に移籍も今季から復帰 主戦場は左サイド タイトル獲得に貢献

  • 今季限りでの現役引退を発表した宇賀神友弥

    今季限りでの現役引退を発表した宇賀神友弥

  • 今季限りでの現役引退を発表した宇賀神友弥

 浦和は25日、MF宇賀神友弥(36)=戸田市出身=が今シーズン限りで現役引退すると発表した。宇賀神はチームを通じ「決して多くの恩返しはできませんでしたが『宇賀神友弥』というプロサッカー選手として、一人の人間として、そして浦和の漢(おとこ)としての生きざまを見せることはできたのではないかと思っています」とコメントした。

 同選手は浦和の下部組織出身で、ユースから流通経大に進み2010年にチームに加入した。1年目から26試合に出場し2得点を記録。主に左サイドを主戦場にして、Jリーグステージ優勝や天皇杯、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)など多くのタイトル獲得に貢献した。

 21年限りで一度はチームを退団し、J3の岐阜に移籍したが今季から浦和に復帰していた。浦和での通算成績は公式戦400試合出場で26得点。26日に引退会見を行う。

ツイート シェア シェア