埼玉新聞

 

ミズノが3Dプリンターで靴作製 足型計測、フィット感向上

  •  3Dプリンターで靴底を作製したミズノの「3D U―Fit(ユーフィット)」=26日午後、大阪市住之江区

     3Dプリンターで靴底を作製したミズノの「3D U―Fit(ユーフィット)」=26日午後、大阪市住之江区

  •  3Dプリンターで靴底を作製したミズノの「3D U―Fit(ユーフィット)」=26日午後、大阪市住之江区

 ミズノは26日、3Dプリンターで作製するオーダーメードシューズを来年4月1日から東京の直営店で受け付けると発表した。足型を計測し、個人に合った靴底を使うことでフィット感を向上させた。一足5万5千円。2030年までに1万足の販売を目指す。

 商品名は「3D U―Fit(ユーフィット)」。3Dプリンターによる靴は実用例があるが、靴底を足型に合わせるのはスポーツ用品業界で初という。6年前から開発を重ねた。

 ひも状にした合成樹脂を格子状に重ね、約20時間かけて片足分の靴底を作る。

 計測したデータを基にかかとの形に合わせられるほか、左右で足の大きさが違う場合にも対応できる。

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