小2女児刺殺疑い男再逮捕、兵庫 17年間未解決、連続襲撃か
2024/11/27/00:00
兵庫県加古川市で2007年に小学2年女児を刺殺したとして、県警は27日、殺人容疑で勝田州彦容疑者(45)を再逮捕した。容疑者は04年の女児殺害事件で服役中の今月、06年の同県たつの市の小4女児刺傷容疑で逮捕された。17年間未解決だった刺殺事件は重大局面を迎えた。県警は連続女児襲撃事件を視野に全容解明を急ぐ。捜査関係者が明らかにした。
捜査関係者によると、再逮捕容疑は07年10月16日午後6時ごろ、加古川市の小2女児=当時(7)=宅の玄関先で、女児を刃物で刺して殺害した疑い。
女児は自宅近くの公園で遊んだ後、1人で自転車で自宅へ。家の脇に自転車を止めて玄関に入る直前に刺され、搬送先の病院で死亡が確認された。死因は失血死で、意識があった搬送時、救急隊員に「大人の男」に刺されたと話した。
県警は殺人容疑で加古川署に捜査本部を設置。物証や目撃情報が乏しく、捜査は難航していた。
今年5月以降、04年の岡山県津山市の小3女児刺殺事件で無期懲役判決を受け服役中の容疑者を任意聴取していた。