埼玉新聞

 

「不育症」で既存薬に効果か 特定抗体持つ女性に投与

  •  出産に至った不育症女性の割合

     出産に至った不育症女性の割合

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 流産や死産を繰り返すが確実な治療法がない「不育症」で、血液に特定の抗体を持つ女性に、血液を固まりにくくするアスピリンやヘパリンを投与すると、出産に至る率が上がることが分かったとの研究結果を、神戸大や大阪大などのグループが27日までにまとめた。神戸大の谷村憲司教授は「これまで治療できなかった患者に希望をもたらす」としている。

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