いい湯だな、カピバラ温泉 埼玉・狭山の智光山こども動物園 寒さが苦手なため「温泉好き」
2024/11/29/12:55
狭山市柏原の智光山公園こども動物園で、カピバラやサルに風呂を提供する「どうぶつ温泉」が始まった。28日は10歳の雌のカピバラ「ユメ」が湯船に漬かり、来園者の前でくつろいだ表情を浮かべていた。
同園の飼育担当者によると、カピバラは水辺に生息、寒さが苦手なため「温泉好き」だという。所沢市から親子で訪れた戎伸恵さん(3)は「気持ちよさそう」と、カピバラの入浴を見守っていた。
温度は約39~40度で、月に数回は日高市の温泉施設「花鳥風月」から提供される天然温泉水を使用する。来年2月28日まで休園日を除いて毎日実施し、平日は奇数日がサル山、偶数日がカピバラ舎。12月21、22日にはユズ風呂が用意される予定。