全国から集まった約1万人の合唱団が、ベートーベンの交響曲第9番第4楽章の「歓喜の歌」を歌う年末恒例のイベント「サントリー1万人の第九」が1日、大阪市中央区の大阪城ホールで開かれた。今年で42回目。
主催の毎日放送(同市)は同日、2025年大阪・関西万博初日の4月13日に、会場内で同様のイベントを開催すると発表した。合唱団員約1万人を専用ホームページで全国から募集し、世界で活躍する佐渡裕さんが指揮を担当する。
この日は「歓喜の歌」の詞の基になったシラーの詩を俳優の田中圭さんが朗読後、6~98歳の男女1万600人余りが佐渡さんの指揮で「歓喜の歌」を合唱した。