埼玉県などは6日、新型コロナウイルスに感染していた1人の死亡と、新たに6216人の感染を確認したと発表した。最多だった5日の7358人に次ぐ2番目の多さで、日曜日としては過去最多。

　感染者の内訳は県管轄3754人、さいたま市1182人、川口市750人、川越市236人、越谷市294人。

　これまでに確認された感染者は20万2143人、死者は1075人（6日午後6時現在）。5日夜時点の重症者は49人、感染者の入院は1465人、宿泊療養716人、自宅療養2万921人。退院・療養終了は16万4150人。

　県によると、県管轄で詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児～90代の男女4622人。

　年代別で最も多いのは20代の807人。30代804人、40代801人、10代674人、未就学児373人、50代361人などとなった。

　クラスター（感染者集団）関連は16施設。新たに障害者福祉施設2カ所で19人、高齢者福祉施設で6人、児童福祉施設で9人、医療施設が患者13人の計47人の感染が確認された。

　会食では20～70代の男女4人が感染したとみられる。ワクチンを3回接種していた20～90代の男女71人、2回接種していた10～90代以上男女の2002人が感染した。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女1182人。過去2番目に多く、80代男性が重症、11人が中等症。同居家族に陽性者ありが252人だった。

　川口市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女750人。過去最多を更新した。市は重複と医療機関から取り下げがあったとして、陽性者2人を取り下げた。

　川越市によると、10歳未満～90代の男女236人が感染。感染者数は過去最多。また、市内在住の70代の男性1人が死亡した。

　越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代以上の男女294人。