埼玉県などは11日、新型コロナウイルスに感染していた2人の死亡と新たに6179人の感染を確認したと発表した。県によると、感染者の内訳は、県発表が3781人、さいたま市1181人、川口市580人、川越市215人、越谷市422人。

　これまでに確認された感染者は23万940人（チャーター便帰国者含む）、死者は1099人（11日午後7時現在）。

　10日夜時点の重症者は59人、感染者の入院は1600人、ホテル療養701人、自宅療養2万9578人。退院・療養終了は18万5579人。

　県管轄で詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児～100代の男女3705人。クラスター（感染者集団）関連では、既に感染者が出ている高齢者施設や医療機関など17施設で感染者が確認された。また、新たに病院で患者6人、高齢者施設で入所者6人、職員1人が感染した。ワクチンを3回接種していたのは20～90代の男女67人。

　さいたま市によると、90代の女性が8日に死亡した。感染が判明したのは、10歳未満～100代の男女1181人。クラスター関連では、西区の介護老人保健施設で新たに入所者3人が感染し計42人に、岩槻区の特別養護老人ホームで新たに通所介護利用者12人が感染し、同施設での感染者は計36人となった。

　川口市によると、100歳代の女性が9日に死亡した。感染が判明したのは10歳未満～90代の男女580人。重複があったとして、陽性者4人の取り下げがあった。

　川越市によると、未就学児を含む10歳未満～100歳以上の男女215人の感染を確認。

　越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代以上の男女344人。