埼玉新聞

 

<高校野球>浦和学院ベンチ入りメンバー選考で紅白戦 当落線上の選手もアピール、森監督「評価したい」

  • ベンチ入りを目指し、紅白戦で好投する小田部=13日午前、同校グラウンド

 浦和学院は13日、同校グラウンドで午前9時30分から2年生のみで紅白戦を実施した。両チームのメンバーはコーチ陣がドラフト制度で選出。Aチームは4番打者の鍋倉、5番打者の高山らで、Bチームは主将の八谷、投打の軸である3番打者の金田らで構成され、Bチームが10―4でAチームを下した。

 気温5度と吐く息が白くなる中での紅白戦は、ベンチ入り18人の選考材料となるだけに、関東大会でメンバー外だった日高、綿引、三宅、小田部らがアピール。森監督は「(ベンチ入り)当落線上の選手もアピールしているから評価したい」と総括した。

 この日、三塁打2本を含む3安打1打点と活躍した三宅は「結果が一番求められている。声掛けなどベンチワークも重要で18人に選ばれるためにこれからもアピールしたい」と力を込めた。

 昨夏の甲子園経験者も奮闘。3回を投げて6奪三振無失点の好内容に加え、最速138キロを計測した左腕芳野は「この冬を越えて球速も上がった。甲子園でピークを持っていける状態にしたい」と準備を整える。

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