埼玉新聞

 

能登の復興願い「出張輪島朝市」 武蔵浦和駅近くの商業施設で 漆器や海産物扱う輪島の13店舗が出店 「被災地を応援したい」と訪れた人たちでにぎわう

  • 「喜三漆芸工房」で接客する喜三鷹也さん(奥右)=6日午前、さいたま市南区

    「喜三漆芸工房」で接客する喜三鷹也さん(奥右)=6日午前、さいたま市南区

  • 「喜三漆芸工房」で接客する喜三鷹也さん(奥右)=6日午前、さいたま市南区

 さいたま市南区のJR武蔵浦和駅近くの商業施設「マーレ」横で、石川県輪島市の伝統的な海産物や工芸品を販売する「出張輪島朝市」が6、7日に開催された。地元の商店会8店舗と輪島の13店舗が出店し、「被災地を応援したい」と訪れた人たちでにぎわった。今年9月の豪雨で娘の喜三翼音(きそ・はのん)さん(14)を亡くした鷹也さん(42)は、両親が営む喜三漆芸工房の店先に立ち「下ばかり向いていても娘は喜ばない」と漆塗りの食器などを紹介していた。

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