車に挟まれていた…男性2人死亡、トラック事故に巻き込まれる 近くで2人が作業中、トラック3台が次々衝突し大破 「ゴーン」と大きな音、挟まれた車体も大きくつぶれ無残
2024/12/11/09:37
10日午後4時10分ごろ、さいたま市桜区下大久保の国道463号で、走行中のトラックが作業のため停車していたトラック2台などに衝突し、周辺の道路上にいた男性作業員2人が巻き込まれる事故が発生した。男性2人は搬送先の病院で死亡が確認された。
浦和西署によると、現場は羽倉橋付近で片側2車線の直線道路。男性のトラックはさいたま市浦和区方面から所沢市方面に進行中、停車していたトラック2台などと衝突。周辺で何らかの作業をしていた男性作業員2人が巻き込まれた。事故直後、男性自らが「トラックとガードマンの関係する交通事故」と110番した。
■「ゴーン」と大きな音
事故現場にはトラックが3台残っており、うち1台は挟まれる形で、前面が大きくつぶれていた。通行人や通行する車の運転手は事故現場を心配そうに見つめていた。
さいたま市桜区の男性(41)は現場近くを自転車で通りがかった際、「ゴーン」という大きな音を聞き、事故現場で車に挟まれた人を目撃した。男性は「いつも交通量が多く、事故も起きやすい場所。巻き込まれた方が心配」と話していた。