陸上自衛隊朝霞駐屯地は10日、部下隊員に暴行を加えたとして、同駐屯地東部方面システム通信群所属、30代の3等陸曹男性を停職2日の懲戒処分にしたと発表した。
同広報によると、3等陸曹は2022年9月26日午後、同駐屯地で訓練中、部下隊員を指導する際、同隊員の肩をつかみ、壁に押し付けたり、プラスチック製ヘルメットで同隊員が装着していた同ヘルメットの上から頭をたたくなどの暴行を加えた。事件から4日後、部下隊員が所属部隊に報告した。警務隊は暴行容疑で3等陸曹を送検、簡易裁判所は罰金刑を言い渡している。3等陸曹は「部下の態度に腹が立ったのでやった」と話しているという。