さいたま市は10日、教職員を含む一般職員に冬の期末・勤勉手当（ボーナス）を支給した。市職員課によると、支給対象人数は1万6633人（平均年齢40・2歳）、支給割合は2・25カ月分、平均支給額は88万2238円で、前年より2万6664円の増。支給総額は約142億6200万円で前年同月比で約7億900万円増えた。

　特別職の期末手当は、清水勇人市長に335万2910円、3人の副市長に263万5221円（いずれも1・7カ月分）が支給された。

　市議会の議長に244万5280円、副議長に218万3990円、市議に201万8835円（いずれも1・7カ月分）が支給された。

　市職員らの期末・勤勉手当は、年間0・10カ月分の引き上げ勧告がされていた。市は支給に関する改正条例案を開会中の市議会12月定例会に提出しており、可決されれば、来年1月上旬に引き上げ分を支給する。