埼玉県などは21日、新型コロナウイルスに感染していた2人の死亡と新たに4601人の感染を確認したと発表した。県によると、感染者の内訳は、県発表が3122人、さいたま市906人、川口市313人、川越市125人、越谷市135人。

　これまでに確認された感染者は28万2890人（チャーター便帰国者含む）、死者は1140人（21日午後7時現在）。

　20日夜時点の重症者は58人、感染者の入院は1744人、ホテル療養790人、自宅療養3万3317人。退院・療養終了は23万5009人。

　県管轄で詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め未就学児～100代の男女4170人。21日のみなし陽性は37人。クラスター（感染者集団）関連では新たに3施設で9～17人の感染者が発生した。会食では10～60代の男女14人が感染したとみられる。ワクチンを3回接種していたのは10～90代の男女133人だった。

　県教育局によると、県立学校14校で教職員4人、児童生徒33人が感染し、学年閉鎖を3件、学級閉鎖を21件実施した。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～90歳以上の男女906人。このうち中等症が4人。10代が最も多く174人、次いで10歳未満が170人だった。

　川口市によると、入院中だった80代男性が17日に死亡した。新たな感染確認は10歳未満の未就学児から80代までの男女313人。

　川越市によると、未就学児を含む10歳未満～70代の男女125人の感染を確認した。

　越谷市によると、70代の男性が19日に死亡した。新たに感染したのは10歳未満～80代の男女135人。