埼玉新聞

 

男性が食中毒、締めさば食べて「じんましん」発症…内視鏡検査でアニサキスを摘出 鮮魚店を営業停止に

  • 熊谷保健所=熊谷市末広

 アニサキスによる食中毒を発生させたとして県は21日、熊谷市妻沼の鮮魚店「マルタ魚類」を食品衛生法に基づき、同日から2日間の営業停止処分にしたと発表した。

 県食品安全課によると、同市の80代男性が今月13日に同店で購入した、締めさばを14日昼に食べたところ、15日午後4時ごろ、じんましんを発症した。18日に群馬県内の医療機関を受診し、内視鏡検査でアニサキスを摘出。連絡を受けた熊谷保健所が調査し、原因と考えられる鮮魚類が同店に限られることなどから同店による食中毒と断定した。男性はすでに回復しているという。

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