3歳男児、溺れる…健康増進センターのプールで 監視員らが水を吐かせる 男児は父母妹と4人で訪れていた
2022/02/22/00:00
朝霞市は21日、同市浜崎の市立健康増進センター「わくわくどーむ」内のプールで3歳の男児が溺れ、病院に搬送されたと発表した。男児は命に別条はなく、経過観察のため入院している。同センターは市が民間会社「明治スポーツプラザ」に指定管理を委託しており、市と同社で事故原因の究明と再発防止策を検討している。
市健康づくり課によると、20日午後0時55分ごろ、同センター内の流水プールで、男児が溺れているのを監視員らが発見した。男児は監視員らが水を吐かせるなど救命措置を行った後、救急車で和光市内の病院に搬送された。
同プールは流れるプール(全長約110メートル、幅約4メートル、水深約1メートル)と25メートルプール、幼児用プール、リハビリ用プールの4施設を設置。この日、男児は父母と妹の4人で同センターを訪れていた。事故当時、同プールの流水はポンプの故障のため、停止していたという。