埼玉県などは23日、新型コロナウイルスに感染していた60代男性1人が死亡、新たに4464人の感染を確認したと発表した。2日連続で先週の同一曜日を下回ったが、2日ぶりに4千人を超えた。感染者の内訳は県発表が2764人、さいたま市818人、川口市382人、川越市193人、越谷市307人。

　これまでに確認された感染者は29万1230人（チャーター便帰国者含む）、死者は1147人（23日午後6時現在）。

　22日夜時点の重症者は57人、感染者の入院は1788人、宿泊療養816人、自宅療養3万1695人。退院・療養終了は24万7218人。

　県によると、県管轄で詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め未就学児～100代の男女2269人。うち、みなし陽性者は81人。ワクチンを3回接種していた人は20～90代までの62人。クラスター（感染者集団）は、高齢者施設で男女36人が感染するなど、新たに高齢者施設と障害者施設で4件確認された。また、会食関連では20～80代の男女3人が感染した。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女818人。うちみなし陽性者は55人、10歳未満の感染者は220人だった。

　川口市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代までの男女382人。また、22日に陽性と公表した1人を取り下げた。

　川越市によると、感染が判明したのは10歳未満～80代の男女193人。うちみなし陽性者は1人。

　越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女307人。みなし陽性者は5人だった。