埼玉新聞

 

<高校野球>浦和学院、投手陣に課題 球速が上がるも四死球を連発「バッターを相手にすると腕を振れず」

  • 選抜大会に向けて実戦経験を積む浅田(左)=23日午後、鴻巣上谷総合公園野球場

 浦和学院は23日、鴻巣上谷総合公園野球場で午後1時から人数を制限して4時間練習を行った。ウオーミングアップ後、3カ所に分かれてバント練習と投内連係を確認して、シートノックを実施。練習の最後には、1時間半の紅白戦で締めくくった。

 今年に入って初となる球場での練習について、森監督は「普段の環境ではなく、甲子園に向けて球場感覚をつかんでもらいたい」と語った。

 紅白戦では、投手陣に課題が残った。一冬越えて球速が上がり、アピールしようと試みるものの、力が入りすぎて四死球を連発。昨秋の関東大会以来、打者を相手に投球した宮城は「ブルペンで投げてきたけど、バッターを相手にすると体の開きが早くなって腕が振れていなかった」と1回27球を投げて1四球1安打1失点の内容に反省点を口にした。

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