埼玉新聞

 

<新型コロナ>医療機関で新クラスター 埼玉で6人死亡、4546人感染 クラスターの6施設で拡大

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは26日、新型コロナウイルスに感染していた6人の死亡と新たに4546人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は、県発表が3242人、さいたま市404人、川口市427人、川越市160人、越谷市313人。

 これまでに確認された感染者は30万4788人(チャーター便帰国者含む)、死者は1167人(26日午後7時現在)。25日夜時点の重症者は64人、感染者の入院は1735人、ホテル療養776人、自宅療養2万8606人。退院・療養終了は26万4441人。

 県によると、70~90代の男女5人が死亡した。県管轄で詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児~100代の男女3024人。うち、みなし陽性は67人。年代別で最も多いのは30代の480人で、以下40代471人、10代450人と続いた。クラスター(感染者集団)関連では、新たに高齢者施設4施設と児童福祉施設2施設で5~37人の感染が確認された。ワクチンを3回接種していたのは男女86人で、2回接種は男女1290人。

 さいたま市によると、新規公表404人を年代別に見ると最も多かったのが10代未満の91人。以下、40代81人、30代70人と続いた。また、これまでにクラスターが確認されている介護保険施設での新たな感染報告はなかった。

 川口市によると、60代女性が22日に死亡した。感染が判明したのは未就学~90代の427人。うちみなし陽性者は25人。また、24日公表の陽性者1人の取り下げがあった。

 川越市によると、新たに感染が判明したのは、未就学を含めた10歳未満~90代の男女160人。うちみなし陽性者は1人。

 越谷市によると、新たに感染が判明したのは10歳未満~90歳以上の男女313人。うちみなし陽性者は11人。市内の医療機関で21人の感染が確認され、クラスターと認定された。

ツイート シェア シェア