<新型コロナ>さいたま市、5~11歳の小児にワクチン接種 3月から順次開始へ 使用はファイザー製
2022/02/27/00:00
さいたま市は、5~11歳の小児を対象にした新型コロナウイルスワクチン接種を3月から順次開始する。使用するのは米ファイザー製の小児用ワクチンで、原則3週間の間隔を空けて2回接種する。今月28日、対象となる8万2千人に接種券を一斉発送する。
市新型コロナウイルスワクチン対策室によると、3月の小児用ワクチンの供給量が約3万2千回分と限られているため、(1)基礎疾患のある5~11歳とそのきょうだい(2)11歳(3)5~10歳の順番で接種する。予約開始は(1)3月1日午前10時(2)9日午前10時(3)4月上旬を予定。市が把握している基礎疾患のある5~11歳は約2千人で、対象となる基礎疾患はホームページで掲載する。
5~11歳と12歳以上のワクチンは種類が異なる。厚生労働省の指針に基づき、1回目を接種後に12歳の誕生日を迎えた場合、2回目も同じ小児用ワクチンを接種する。
接種会場は2月17日時点で、市内の小児科を中心とした個別接種の医療機関97カ所。3月1日から一部医療機関で開始し、14日までに全ての医療機関で接種を始める。接種には保護者の同意と立ち合いが必要となる。
問い合わせは、市コロナワクチンコールセンター(フリーダイヤル0120・201・178、ファクス0120・289・139)へ。