埼玉新聞

 

コンビニでの発行は一律100円に 埼玉・草加市、証明書の発行手数料を値下げ 混雑緩和や待ち時間削減に

  • 草加市、証明書の発行手数料を値下げ

 草加市は4月から、コンビニエンスストアで発行する証明書の発行手数料を一律100円にする。2024年3月まで2年間限定。従来は証明書により200~450円かかるため、最大350円の値下げとなる。

 取得できる証明書は、住民票の写し、戸籍の附票の写し、住民票記載事項証明書、印鑑登録証明書、課税(非課税)証明書、所得証明書、納税証明書、戸籍謄本および戸籍抄本の8種類。

 市は証明書のコンビニ交付サービスを2016年9月から始め、昨年度は1万4463件の利用があった。新型コロナウイルスを踏まえ、窓口の混雑緩和や利用者の待ち時間削減につなげる。

 利用条件は草加市に住民登録があり、電子証明書が搭載されたマイナンバーカードを所有する人。コンビニの端末で午前6時半~午後11時(戸籍証明は平日午前9時~午後5時)まで利用できる。

 なお市役所窓口での交付手数料は従来通り(200円~450円)となる。

 問い合わせは、市民生活部市民課(電話048・922・1526)へ。

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