埼玉県などは1日、新型コロナウイルスに感染していた7人の死亡と新たに4229人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は、県発表が2739人、さいたま市1056人、川口市155人、川越市58人、越谷市221人。

　これまでに確認された感染者は31万8182人（チャーター便帰国者含む）、死者は1184人（1日午後7時現在）。

　2月28日夜時点の重症者は52人、感染者の入院は1735人、ホテル療養697人、自宅療養2万6603人。退院・療養終了は27万9375人。

　県によると、60～90代の男性3人が死亡した。県管轄で詳細が判明した感染者は、前日午後判明分を含め、未就学児～100代の男女2913人。うちみなし陽性は66人。クラスター（感染者集団）関連では、新たに4施設で5～9人が感染した。会食では10歳未満～50代の男女3人が感染した。ワクチンを3回接種していたのは20～90代の男女80人、2回接種は10～90代の男女1190人だった。

　県教育局によると、県立学校6校で児童生徒18人と教職員3人が感染し、学年閉鎖を2件、学級閉鎖を12件実施した。

　さいたま市によると、80代男性が22日、70代男性が21日、80代女性が16日に死亡した。感染が判明したのは、10歳未満～100歳代の男女1056人。このうち70代男性が重症、9人が中等症となっている。

　川口市によると、2月26日に入院中の90代男性が死亡した。新たな感染確認は未就学～90代の男女155人。市内障害者施設で利用者1人の感染が分かり、関連の班の活動を当分の間休止する。同施設の一部休止は2班になった。

　川越市によると、未就学児を含む10歳未満～80代の男女58人の感染を確認した。

　越谷市によると、新たに感染が判明したのは、10歳未満～90歳以上の男女221人だった。みなし陽性者は13人だった。