女性会社員が重傷…車がぶつかる 昼前の路上 音が響いた方向を見た通行人、倒れた女性を発見 周辺にいた車のドラレコを解析 救護せず去った26歳逮捕「電柱か何かと思った」
2024/12/21/12:52
自転車に乗った女性をはね、救護措置を取らずに逃走したとして、埼玉県警川口署は20日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、川口市安行原、建築業の男(26)を逮捕した。
逮捕容疑は15日午前11時40分ごろ、川口市西青木2丁目の市道で乗用車を運転し、戸田市方面から草加市方面へ進行中、同方向へ進行していた自転車の女性(51)に衝突しけがを負わせ、逃走した疑い。「交通事故を起こしたけど、電柱か何かにぶつかったと思った」と容疑を一部否認しているという。
同署によると、目撃した男性が110番。事故当時周辺にいた車両のドライブレコーダーなどから男が浮上した。女性は重傷で救急搬送されたが、命に別条はないという。
■信号機ある交差点、女性は頭を負傷(以下、初報記事)
15日午前11時40分ごろ、川口市西青木2丁目の市道で、川口市の会社員女性(51)が倒れているのを、歩いていた60代男性が発見し110番した。女性は搬送時に意識はあったものの、頭などを負傷し重傷という。
川口署によると、現場は信号機のある交差点。物音を聞いた男性が目を向けると、自転車とともに倒れている女性を発見した。「乗用車と自転車の関係する事故」と通報した。
同署は、ひき逃げの可能性も含めて、詳しい状況を調べている。