埼玉県などは5日、新型コロナウイルスに感染していた5人の死亡と、新たに4740人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は、県発表が3208人、さいたま市756人、川口市346人、川越市132人、越谷市298人。

　これまでに確認された感染者は33万6351人（チャーター便帰国者含む）、死者は1218人（5日午後7時現在）。

　4日夜時点の重症者は54人、感染者の入院は1606人、ホテル療養691人、自宅療養2万5681人。退院・療養終了は29万7897人。

　県によると、クラスター（感染者集団）の発生した施設で感染したとみられる60代男性を含む60～90代の男女3人が死亡した。県管轄で詳細が判明した感染者は、前日午後判明分を含め、未就学児～100代の男女3169人。うちみなし陽性は100人。クラスター関連では、新たに高齢者施設で入所者13人が感染した。会食では20～50代男女6人が感染したとみられる。ワクチンを3回接種してたのは20～100代の男女130人、2回接種は男女1239人だった。

　さいたま市によると、80代の男女2人が先月26日に死亡した。ともに基礎疾患があり、女性はワクチン3回接種済みだった。市内の死者は累計211人。感染が判明したのは10歳未満～90代の男女756人。みなし陽性者は44人。中等症は13人だった。

　川口市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女346人。みなし陽性者は7人。

　川越市によると、10歳未満～80代の男女132人が感染した。

　越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満～90歳以上の男女298人。みなし陽性者は4人。