埼玉新聞

 

<新型コロナ>自宅療養の男性死亡…埼玉3536人感染、3回接種の113人も 11クラスター拡大

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは7日、新型コロナウイルスに感染していた2人の死亡と、新たに3536人の感染を確認したと発表した。新規感染者が4千人を下回るのは2月25日以来、10日ぶり。県によると、感染者の内訳は、県発表が2378人、さいたま市690人、川口市258人、川越市116人、越谷市94人。

 累計感染者は34万4061人(チャーター便帰国者含む)、死者は1221人(7日午後7時現在)。

 6日夜時点の重症者は47人、感染者の入院は1571人、ホテル療養690人、自宅療養2万4815人。退院・療養終了は30万7898人。

 県管轄で詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児~90代の男女2378人。うち、みなし陽性は70人。クラスター(感染者集団)関連は11施設で増加し、新たに障害者施設1施設で34人の感染が確認された。会食で感染が疑われるのは10~50代の男女10人。ワクチンを3回接種していた10~90代の113人、2回接種していた10~90代の1080人が感染した。

 県教育局によると、県立学校8校で児童生徒23人、教職員6人が感染。学年閉鎖は2件、学級閉鎖は21件。

 さいたま市によると、市内医療機関に入院していた80代男性が3日に死亡した。感染が判明したのは10歳未満~90代の男女690人。うち、みなし陽性者は16人。岩槻区の特別養護老人ホームで、50~100代の特養入所者30人と短期入所者7人、職員7人の計44人の感染が判明し、保健所はクラスターと認定した。

 川口市によると、自宅療養中の70代男性が4日に死亡した。新たな感染確認は未就学児~90代の男女258人。保育園3園で3人(園児2人、保育士1人)の感染が分かった。

 川越市によると、未就学児を含む10歳未満~90代の男女116人の感染を確認した。

 越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満~80代の男女94人。みなし陽性者は1人。

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