【ニューヨーク共同】米ニューヨークの地下鉄の車両内で22日に女性に火を付けて死亡させたとして、警察は23日、殺人と放火の疑いで33歳の男を訴追した。米メディアが伝えた。男は中米グアテマラ出身で、2018年に送還された後に再び入国した不法移民だった。警察は「非常に悪意のある犯罪」だと批判。米国での反移民感情がさらに高まりそうだ。
男はニューヨーク市南部ブルックリンの地下鉄駅で、止まっていた車両内の座席にいた女性にライターで火を付けたとされる。女性と面識はないとみられ、動機は不明。現場にとどまり、炎に包まれる女性を見ていた。