埼玉県などは9日、3582人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。4日連続で前週同一曜日を下回った。感染者の内訳は、県発表が2206人、さいたま市634人、川口市322人、川越市153人、越谷市267人。川口市は2月27日陽性と発表した1人を取り下げた。

　累計感染者は35万93人（チャーター便帰国者含む）、死者は1227人（9日午後7時現在）。

　8日夜時点の重症者は44人、感染者の入院は1536人、ホテル療養718人、自宅療養2万4972人。退院・療養終了は31万5474人。

　県管轄で詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児～100代の男女2026人。そのうち、みなし陽性は60人。クラスター（感染者集団）関連は新たに患者93人が感染し140人となった医療機関など13施設で、新たに医療機関、学校、高齢者施設2カ所で5～22人の感染が確認された。会食で感染が疑われるのは未就学児～20代男女4人。ワクチンを3回接種していた10～100代の男女87人、2回接種していた10～100代の718人が感染した。

　県教育局によると、県立学校7校で児童生徒12人が感染。学級閉鎖は10件だった。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女634人。このうち1人が中等症となっている。

　川口市によると、新たな感染は10歳未満の未就学児から90代までの男女322人。保育園は15園が休園（全部休園7、一部休園8）。19小学校で32学級、4中学校で4学級が閉鎖中。

　川越市によると、未就学児を含む10歳未満～90代の男女153人の感染を確認した。

　越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代以上の男女267人。