<新型コロナ>新クラスター発生…埼玉7人死亡4319人感染、3回接種の123人も 17クラスター拡大
埼玉県などは10日、新型コロナウイルスに感染していた70~90代の男女7人が死亡、新たに4319人の感染を確認したと発表した。5日連続で前週同一曜日を下回った。感染者の内訳は県発表が2548人、さいたま市877人、川口市466人、川越市157人、越谷市271人。
これまでに確認された感染者は35万4411人(チャーター便帰国者含む)、死者は1234人(10日午後6時現在)。
9日夜時点の重症者は47人、感染者の入院は1459人、宿泊療養709人、自宅療養2万4421人。退院・療養終了は31万8554人。
県によると、県管轄では70~80代男女4人が死亡した。感染の詳細が判明したのは前日午後判明分を含め、未就学児~90代の男女2523人。うち、みなし陽性は85人。クラスター(感染者集団)関連は17施設で、新たに医療機関で患者8人の感染が確認された。会食で感染が疑われる人はいなかったという。ワクチンを3回接種していた10~90代の男女123人、2回接種していた10~90代の906人が感染した。県教育局によると、県立学校4校で児童生徒5人が感染。学級閉鎖は5件だった。
さいたま市によると、県内医療機関に入院していた90代男性が3日に死亡した。感染が判明したのは10歳未満~90代の男女877人。うちみなし陽性者は21人。
川口市によると、感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満~90代の男女466人。保育園3園で保育士や園児計5人の感染が分かり、休園は12園に。学級閉鎖は9小学校11学級。また、2月8日に陽性と公表した1人を取り下げた。
川越市によると、70代男性が2月27日、70代女性が3月4日に死亡した。感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満~90代の男女157人。
越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満~80代の男女271人。