埼玉新聞

 

<新型コロナ>新クラスター発生 埼玉で3904人感染、10人死亡 医療機関など9クラスターで拡大

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは12日、新型コロナウイルスに感染していた10人の死亡と、新たに3904人の感染を確認したと発表した。9日以来3日ぶりに4千人を下回り、1週間前の5日(4740人)と比較して836人減少した。県によると感染者の内訳は県発表が2467人、さいたま市721人、川口市が351人、川越市125人、越谷市240人。

 これまでに確認された感染者は36万3108人(チャーター便帰国含む)、死者は1245人(12日午後7時現在)。

 11日夜時点の重症者は49人、感染者の入院は1389人、ホテル療養719人、自宅療養24503人。退院・療養終了は32万6413人。

 県によると、県管轄では5人の死亡が確認された。感染の詳細が判明したのは、前日午後分を含め、未就学児~100歳代の男女2156人。クラスター(感染者集団)関連では、これまでに感染が確認されていた医療機関など9施設で1~7人が感染。新たに高齢者施設で36人が感染した。会食では10~60代の男女4人が感染したとみられる。ワクチンを3回接種していたのは20~100代以上の男女127人で、2回接種は10~90代の男女826人だった。

 さいたま市によると、いずれも陽性だった市内に住む80代の女性と90歳以上の男性の2人の死亡が確認された。新たに感染が判明したのは10歳未満~90歳以上までの男女721人。みなし陽性者は41人だった。

 川口市によると、いずれも陽性だった70代の男性と女性2人の死亡が確認された。新たに感染が判明したのは10歳未満~100歳以上の男女351人。みなし陽性者は13人だった。

 川越市によると、新たに新型コロナウイルスの感染が判明したのは、未就学を含めた10歳未満の児童から80歳代までの男女計125人。みなし陽性者は1人だった。

 越谷市によると、陽性だった80歳代男性1人の死亡が確認された。新たに感染が判明したのは、10歳未満~70歳代の男女240人だった。みなし陽性者は3人だった。

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