東武東上線で人身事故 線路上に立つ小6男児、急行列車にはねられ死亡 急ブレーキ間に合わず/埼玉・川越
2022/03/13/00:00
12日午後4時5分ごろ、川越市天沼新田、東武東上線霞ケ関駅―鶴ケ島駅間の線路上で、同市の小学6年生男児(11)が森林公園発池袋行き急行列車(10両編成)と衝突し、全身を強く打って搬送先の病院で死亡が確認された。川越署の調べでは、児童が線路上に立っているのを運転士が発見し、急ブレーキをかけたが間に合わなかった。現場の状況などから、同署は事故と自殺の両面で原因を調べている。
東武鉄道によると、同線は川越市駅と小川町駅間の運転を見合わせ、同日午後5時55分ごろ、運転を再開。後続は上下計91本が運休、最大115分遅れ、乗客約5千人に影響が出た。
同署によると、現場の敷地脇は高さ約1メートルの柵が設置されているものの、周辺は民家や空き地などが隣接しており、容易に線路の敷地内に立ち入ることができるという。
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