気象庁は28日午前4時55分、大雪に関する全般気象情報（第4号）を発表した。

　日本付近は29日にかけて強い冬型の気圧配置となり、本州付近の上空約5500メートルには氷点下30度以下の強い寒気が流れ込む見込み。北日本から西日本の日本海側を中心に大雪となる所があり、大雪による交通障害に注意・警戒するよう呼びかけている。

　関東北部山沿いでも、28日午前1時に、群馬県みなかみ町藤原で144センチの積雪を観測するなど、今週前半を上回る記録的な積雪となっている。

　今後、28日午前6時から29日午前6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、北陸地方70センチ、東海地方60センチ、関東甲信地方50センチなどと見込んでいる。

　高速道では、関越道などで予防的通行止めとなる可能性が発表されている。

＝埼玉新聞WEB版＝