埼玉新聞

 

<新型コロナ>小学校クラスター発生、児童教諭ら63人が…埼玉4073人感染、3回接種の150人も

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは17日、新型コロナウイルスに感染していた6人の死亡と新たに4073人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は、県発表が2511人、さいたま市753人、川口市347人、川越市168人、越谷市294人。

 これまでに確認された感染者は38万645人(チャーター便帰国者含む)、死者は1282人(17日午後7時現在)。

 16日夜時点の重症者は37人、感染者の入院は1172人、ホテル療養674人、自宅療養2万2894人。退院・療養終了は34万6472人。

 県によると80~90代の男女4人が死亡した。県管轄で詳細が判明した感染者は、前日午後判明分を含め、未就学児~90代の男女2633人。うち、みなし陽性は77人。クラスター(感染者集団)関連では、新たに医療機関で7人、高齢者施設で5人が感染した。会食では10~30代の男女4人が感染したとみられる。ワクチンを3回接種していたのは20~90代の男女150人、2回接種は10~90代の男女929人だった。

 県教育局によると、県立学校6校で児童生徒21人が感染し、学年閉鎖を1件、学級閉鎖を6件実施した。

 さいたま市によると、感染が判明したのは、10歳未満~90代の男女753人。このうち5人が中等症。

 川口市によると、新たな感染確認は10歳未満の未就学児~80代の男女347人。民間保育園で保育士1人の感染が分かり、一部休園に。休園中の保育園は9園(全面休園は2園)。学級閉鎖は3小学校で3学級、1中学校で1学級となっている。

 川越市によると、未就学児を含む10歳未満~80代の男女168人の感染を確認した。市内の障害者施設では、12日から16日にかけて、利用者男性18人、職員男性4人の計22人が陽性と判明。16日にクラスターと認定した。重症者はいない。

 越谷市によると、70代と80代の男性2人が2月26日、13日にそれぞれ死亡した。新たに感染したのは未就学児~90代の男女294人。市内の小学校で新たにクラスターが発生し、児童61人と教員2人の計63人が感染した。

ツイート シェア シェア