埼玉新聞

 

カザフ墜落30日以内に調査結果 フライト記録装置ブラジルで解析

  •  アゼルバイジャン航空機の墜落現場=27日、カザフスタン西部(ゲッティ=共同)

     アゼルバイジャン航空機の墜落現場=27日、カザフスタン西部(ゲッティ=共同)

  •  アゼルバイジャン航空機の墜落現場=27日、カザフスタン西部(ゲッティ=共同)

 【モスクワ共同】カザフスタンのラスタエフ運輸副大臣は31日までに、同国西部で起きたアゼルバイジャン航空の旅客機墜落に関する暫定調査結果は30日以内に発表されると述べた。ラスタエフ氏はカザフ政府の事故調査委員会メンバー。タス通信が報じた。

 墜落した旅客機エンブラエル190のフライトレコーダー(飛行記録装置)は機体の製造国であるブラジルに送り解析される。ラスタエフ氏はフライトレコーダーが墜落に関する全体像を示すことになると語った。

 38人が死亡した墜落を巡っては、旅客機が向かっていたロシア南部チェチェン共和国上空でロシア軍の防空システムの誤射を受けたことが原因との見方が強まっている。

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